参加してきました。
自身としては初となる100kmラン(マラニックですけどね)
制限時間が16時間なので何とかなるだろうと甘く見ていましたが、、、
100kmウォークでは体験した事が無いレベルのハードなコース
私が参加するには経験値が足りないイベントでした。
スタートがAM5:00なので前日に現地入り
スタート直後からあの風車の麓まで一気に標高を稼ぐのです。。。
好きな人にはたまらないのでしょうが、私は基本的にはお酒は飲まないので余り魅力は感じません(^^ゞ
正直な所、神楽に興味は無く時間つぶし的な感覚で見始めたのですが、気がつけば終演を迎えるまでガッツリと見てしまいました。
これは良いものです。
さて、大会当日
朝の気温を温度計でチェックしたら5℃。。。
寒いっす(-_-)
日中の気温は26℃予報なので温度差にも気を付けないといけません。
いつもの様にほぼ最後尾にポジションを確保してスタート
ルートラボなどの情報で何となくの傾斜情報は把握していましたが、いきなり上って下っての洗礼
今回は上りは歩くと決めていたのですが最初くらいは上りも走る真似事をしていたら意外と人を抜いてしまい歩き始めるタイミングを失いましたが、途中からは予定通り歩き始めて、どんどん抜かれても気にせずマイペースで進みました。
※恐らくこのおかげでゴールまでたどり着けたのだと思います。
最初に登る山は風力発電用の風車を設置するために作られた林道だと思われますが、既に風車は完成しているのであまりメンテをしていない?&最近の豪雨で場所によっては路面状況は悪かった。
鳥取でも間近で見ていますが、風車は近くで見ると巨大で、風もそこそこ吹いていたので凄まじい風切音をさせながら回っていました。
どうやって設置したのやら。。。
この山間部にも二箇所のエイドが有りましたが、第二エイドは足が良い感じで止まりたくなかったのでスルー
序盤だったからそんな気は一切起こらなかったのですが、60kmを超えた辺りだったらヘタレな心が「リタイヤ」の文字を突きつけていたのでしょうね(^^ゞ
冷凍ブルーベリー(゚д゚)ウマー
この大会のエイドは基本装備として
・バナナ
・塩熱グミ
・水
・スポーツドリンク
・コーラ
が標準装備
特にコーラは嬉しいですね。
ゴールまでに2リットルは飲みました。
元気玉は小さい中に栄養たっぷり
運動中はこういった物が助かりますね。
70kmざまぁw
この時は何も考えずにそう思いながら通過しました。
そしてこの辺りからスマホで撮る画像が白飛びを起こすようになってきてまともに撮影できていません。
エイドとかエイドとかエイドとかエイドとか風景を色々撮影したのですけどね(´・ω・`)
道猿坊公園エイドを通過して周回ルートを回って再び道猿坊公園に戻ってきた辺りでフルマラソンの距離である42.195kmを通過
今までのマラソン大会での最長距離は30km位なので既に未知の領域
タイムは04h50mくらいなのでサブ5ペースですね。
高低差の大きいコースのわりには頑張っている方?
そしてこの辺りから「あれ?もしかして70kmコースと同じ道を通る?」と考え出す。
考えてみたら100kmのコースは70kmのコースにプラスされる部分が多いだけで基本的には同じルートを通るんだったorz
案の定、分岐ポイントでは「ざまぁw」と思っていたコースに誘導される(´・ω・`)
俺ざまぁ(ノД`)
「大好物の激坂だよ!!上りきったら素麺エイド」
物凄く魅力的でしたがここで座ったら絶対にまったりしてしまうのでスルー
エイドポイントの小熊集会所まで1kmって書いてあるのでエイドまで頑張る(`・ω・´)
しかし上りきっても小熊集会所は見えず、少し進んだ所にありました。
疲れてきているとこう言うのがジャブとして蓄積していく豆腐メンタル(^^ゞ
風情が有って良いですね。
色々撮ったのですが白飛びしているのが残念。
ここで預けた荷物を取り出せるのですが、うずめ飯やしそジュースなどでまったりした後に「さあ、次だ」と思って移動を開始した時点で気がついたので(もう一度ここに戻ってくる)ここでは荷物を出して貰わずに通過
やっとオフィシャルサイトのトップに使われている場所と思しき所に到着。
そしてこの先で「此処から先は交通量が増えるので注意」的な案内が有りましたが、、、
数分に一度しか車は通りませんでした(^^ゞ
猪肉(゚д゚)ウマー
しかしここでの会話の中で「これから坂を登るのに栄養をつけて~」というのが聞こえる。
そうですよね。
このコースは常に坂と共に有りますからね。。。
なんとか坂をクリアして憩いの家に戻って靴下だけ履き替える。
替えのTシャツとか準備していたのですが、ゼッケンを付け替えるのも面倒だし、そんなに暑くない&日が落ちたら寒くなるのは判っているのでシャツは着替えませんした。
こういった物を撮影しだすと集中力が切れ始めている証拠(^^ゞ
ここはラストエイドとしてもう一度寄るので、復路でここまで返ってこれたら勝ったような物です。
ここももう一度寄るので焼きそばはスルーしてバナナと焼き椎茸?を頂く
この時点で15:20頃
次にここに戻って来るまでの距離は16.6km
明るい内に戻ってこれるか!?
そんな事を思いながら進んでいると農家のおじさんに遭遇
そしてお約束の「これから山に入るけどがんばってね」の一言
ですよねー
最初のうちは緩い上りで、頂点部分もそんなに高くない感じなので油断していましたが途中からいきなりガッツリとした下り。
ここは下りから始まるのか(´・ω・`)
すでに周回を終えて戻ってきているランナー達はそんな上りでも走っている(凄すぎ)
でも、その姿を見て「そんなにキツくないのか?」と言う希望を持ってもいました。
が、この下りが下りの中ではこのコース内で最大の難関とはつゆ知らず。。。
ソコソコの傾斜だったので本来なら歩く所だったのかもしれませんが何となく歩くよりは速めのペースで下る。
しかし途中で足に来て下りの最中ですが歩き始める(´・ω・`)
下りきった後も走りやすそうな平坦な道にも関わらず歩く。
この辺りから余り人と合うことも無くなっていたので、後ろから抜いていく人がいるのが妙に嬉しかったり(^^ゞ
結局次のエイドである大長見ダムまでは歩きっぱなし。
歩いている最中にずっと考えているのは「さっき下ってきたアレを登るんだよな・・・」の一点
エイドでゆっくりしたい気持ちと休んだら目の前に見えている上り坂を登る気力が無くなると思って休憩も程々に移動開始。
途中にこの大会用に設置してくれていると思われるベンチを発見しましたが、アレは悪魔のベンチですね。
座ると動けなくなります(^^ゞ
大長見ダムエイドを出る時に次のエイドポイントのチェックをするのを忘れていたので、畑集会所エイドに付いた時には
「あれ、もう小坂集会所」等とたわけた思考になってしまった(^^ゞ
畑集会所ではアイスクリームや元気玉等で回復させて貰っていざ残りの上り坂を片付けに出発
小坂集会所に向かう最中はちょっとした樹林帯ではないですが木々が多い所を歩くので明るさ的にはまだ早いですが対向車に対するPRの為にヘッドライトを点灯
普段のランニング練習は仕事から帰っての夜間が多い&100kmウォークでは夜間歩行はお約束なのでヘッドライトでの移動は慣れているのですが、周りに人工物が少ないのでヘッドライトの明かりだけが頼りな部分もあります。
朝のスタート時点でもライトを付けていない人が多かったですが、皆さんきちんとライトを持ってきているのでしょうか?
「明るい内にゴールできるから」と言う自信があっても必須装備として
①懐中電灯 ②携帯電話 ③コースマップ(受付にて配布します) ④給水用カップ
が指定されているので持っておくべきです。
特に懐中電灯は自身の身を守る為にも、そして万が一にも無灯火ランナーと事故を起こしてしまうかもしれないドライバーの人生を守るためにも必要な物です。
「ライトも付けずに真っ暗な中走っていた」とか言われると今後の大会運営にも影響してくるので、その辺りは運営もしっかりとチェックするべきでしょうね。
小坂集会所を最初に出る頃には「適度にお腹をすかせて戻ればやきそばが更に美味しくなる」と思って出たのですが、戻ってきた時には想定外の激坂疲れでちょっと食欲が無く、食べ始めた物の残してしまって申し訳ありませんでしたm(_ _)m
どのエイドで出てくる食物も大変美味しく素晴らしい物でした。
ラストエイドの弥栄会館(95.1km)にたどり着いたのは18:45頃
かなり前からSF-710Sと比べると1kmほどずれが有って「最終的には99kmくらいだな」と思っていました。
が、ここに来て距離調整が(´・ω・`)
最終エイドを出発して1kmほど進んだ時点で「ふるさと体験村まで5.0km」の案内板
ですよね~
そして待ち受ける上り坂
えぇ、昨日車で走った場所だから今からどんな道が待ち受けているかは知っていますとも。
しかしタイム的には十分14時間台が狙えるので最終目標を14時間台でのゴールに設定
黙々と坂を上っていく。
途中で「あと2km無いよ」と声をかけられてSF-710Sを確認
後3km
あれ?やっぱり99kmでゴール?
第二エイドをスルーした分100kmに足りなかった感じ。
悪意の無い「あとXkm」はどの大会でも心を折りに来ますね(^^ゞ
ゴール後は完踏メダルと完踏証を貰い入浴
なんと入浴後に体重を量ると前日比-8kg
結構食べたり飲んだりしたのですけどね。
全然足りていなかったようです(^^ゞ
入浴後に少しまったりとした後に家にかえるべく移動開始。
眠くならないようにゴール後は軽食しか取らなかったのが功を奏したのか途中のPAで一度休憩を挟んだだけで無事に帰宅できました。
※帰ってすぐに横になったのですが中々寝付けずに苦労しました。
大会の内容的には前日に神楽の公演が有ったり、当日も充実したエイドに現地の人達の応援など素晴らしい大会。
現地の応援の質は田舎に行けば行くほど暖かみが増しますね。
最大の問題はコースですが、これはこれで全国からMな人達が集まってきそうな気もします。
※きついコースと言っても速い人はサブ10だったので私がヘタレなだけかもしれません。
コンビニどころか信号すら無い、自動販売機すらレアキャラなこの大会。
坂道フェチにはお薦めです。
PS.何度か一緒になった同姓の方、こんな僻地を見ているとは思えませんが完走おめでとうございました。