第一回富士山一周ウルトラウォーキング2

第六エイド 山中湖畔駐車場

一口サイズのシュークリームやクラッカーに生クリームを付けた物などを堪能。

ここから第七エイドまでは一山超える感じのコース

エイドを出発して歩いていると魅力的な文字を発見。

吸い寄せられそうになりましたが入ってしまうと出れなくなりそうなのでスルー

※この辺りから安物コンデジでは手ブレが酷く、まともな画像がないので画像は少ないです。

スワンボートとか色々撮ったんですけどね(´・ω・`)

しかしこのエイド間の12km

長かった、、、

前後に誰もいない雨上がりの峠道。。。

他のウォーカーを含め人とは一切合わないし、時より車が結構な速度で横を通過していくだけ。

いや、ウォーカー以外の人と出会ったらそれはそれで恐怖な道ですけどね。

特に青白くちょっと透けているような人達とは会いたくないものです(^^ゞ

この峠区間は夜だったから良かった物の気温の上がる日中だと途中に自動販売機などは無かった気がするので水分不足になる可能性も有ったかもしれません。

こういった情報は直前のエイドで教えておいて欲しいですね。

気温は6℃と思ったよりは温かい。

あまりの寂しさに言葉を失いかけながら何とか第七エイド 東口本宮富士浅間神社に到着

お汁粉(゚д゚)ウマー

ここで数人の先行者と後からきた人の姿を見て一安心。

ちょっと休憩した後で移動再開

そしてこの後に痛恨のコースミス(ノД`)

約2kmほど余分な道を堪能させて貰いました。

あの時「道を間違えているのでは?」とわざわざ車を止めて話してくれた人、ありがとうございました。

あなたの一言が無ければもっと豪快に先に進んでいたと思います。

事前にgoogle mapで地図を登録していたのですが、よりにもよって間違った部分を登録時にも間違っていました(´;ω;`)ウッ…

それを信じて聞く耳を持たない状態の対応をしてしまった事をこんな所を見ている訳は無いと思いますが、ここで謝罪させていただきます。

本当に申し訳ありませんでした。

取り敢えず矢張の有る所まで戻っていると他のウォーカーが来たのでコースを確認して間違いポイントに気が付き、コース復帰

何とか第八エイドのサークルKに到着

ほぼ同時に到着した人が到着人数を聞くと4人位との返事!?

いや、流石にそれは無いでしょう。

先に行っていると認識している人数は最低でも6人ほど

それ以外にも居るはずなので何かの間違いだと思いつつ次のラーメンエイドまでは後6kmなので休憩無しで再スタート

第九エイドに着くまでに一人を抜き、そこでも人数確認

やはり4~5人位との返事。

先行者達はどこに行った?

エイドやCPが開く前に通過しているのか?等と思いながら10km先の第10エイドを目指して再スタート

この10kmが色々な意味できつかった。

永遠に終わらないのではないかと思えるような上り坂。

あのカーブの先はきっと下り坂!!

何度そう思ったことか(^^ゞ

死に体で何とか登りきって今度は下り。

坂を登っている最中に既にかなりの睡魔に襲われていたのですが、登りの間は気合が入っているので大丈夫でした。

が、下りに入って少しした所で一瞬だと思うのですが意識が飛んで溝のフタが外れているのに気が付かず足が溝に落ちて転倒し、額を切ってしまいました。

痛みで覚醒する物のすぐには状況が掴めない。

溝に落ちた事を理解して取り敢えず怪我チェック

アドレナリンの関係か特に痛い場所はない。

頭を上げたら次の瞬間に額の辺りから血が出ているのがすぐに判りました。

出血の勢いもそれなりに有ったのでまずは止血を考えて新しいタオルをザックから取り出し血が出ていると思われる辺りに巻きつける。

その後に荷物確認。

外に付けているもので外れている物は無さそう。

さあ、どうしよう

少し手前で知り合いを抜いているのでもう少し待てば追いついて来てくれると思うが不要な心配を掛けたくないし、タオルでの止血もうまく行っているようなので次のエイドまでは2km無いと判断して移動再開

やばくなったら止まって運営に電話するなり何なりしよう。

頭の他は両足の脛を多少打ったのか少し痛い気もするが特に問題はない。

手のひらも恐らく多少の擦り傷は有るかもしれないけど頭部からの血がついているので判断できない。

まずはエイドで見てもらう為にゆっくりと歩いてエイドに到着

ぬるま湯を準備してもらって顔や手を洗って状況を確認。

額の傷は自分では確認できないのでスタッフに応急手当をしてもらい汚れてしまったカッパを脱ぎ、準備していた防寒着に着替えて冷静に状況判断。

血は止まっている。

スタッフもそんなに驚いた様子も無かったので傷口は恐らく大した事はない。

歩くのに支障が出るような痛みもなし。

外傷以外の痛みや体調変化も無し。

取り敢えず継続する事にしてガーゼの上に新しいタオルを巻いて歩行再開

※念のために他の歩行者と付かず離れずで歩いて不安点が出たらいつでも声を掛けれる状態を維持していました。

第11エイドまでは11km

基本は下り基調なので足元をしっかり確認しつつ歩く。

そして迎える夜明け。

日が出る事で明らかになるザックなどの汚れ

もし第11エイドに着く前に不安点があればそこでリタイヤするつもりでしたが問題ないのでトイレで鏡を見ながら顔や手に残っている血を洗い流しておむすびを一つ食べて残り5kmを片付けるべく移動再開

久しぶりに見える富士山

といっても12時間ぶりくらいですけどね。

途中でコンビニに寄って自分へのご褒美用コカコーラと今回から実験的にゴール後にプロテインを飲む事にしたのでその為の牛乳Get

しかし後5km?

既に6km歩いているんですけど。。。

そう言えばバイパスが出来て道が良くなったので変更しましたとかスタート前に言っていたな。

脳内で「後5km、ホントの距離はあとXkm」とくだらない川柳を考えて歩いていました(^^ゞ

※実際は8kmちょっと有りました。

ゴール手前の湧玉池

ゴールが見えてきた。

そしてゴール

ゴール後はプロテインを飲むゴールデンタイムばかりを妙に意識して撮影を忘れていた(^^ゞ

プロテインを飲んで少し落ち着いてから完歩証を受け取りに行ったら何と二位!?

52kmの時点では10位だったので予想だにしていませんでした。

先にゴールした人達も居たのですがウェーブスタートの関係で総合的なタイムは私のほうが早かった模様。

そうなると転倒による怪我で発生したロスタイムやコースミスが無かったらもしかして?的な事も思いましたがタラレバは考えても仕方がないので棚ぼた的な二位で十分です。

そもそも競争では無いですしね。

本来はもう少し遅い時間にゴールしてお風呂に入ってから帰るつもりでしたが、額の傷が入浴する事で開くのが嫌なので着替えだけを済ませてゴールのスタッフにガーゼを取り替えて貰い暫くゴールでまったりとした後に帰宅。

一晩中荷物番をして、帰ってこない参加者を待っていたスタッフはお疲れ様でした。

家に帰り着いてから初めて自分で傷口を確認。

傷口が腫れている関係も有るのかもしれませんがちょっと深そう。

念のために病院で見てもらおうと休日診療の病院を探して診てもらう事にしました。

治療されながらの会話

医師「これは何時頃に怪我をしましたか?」

私「今朝の2時過ぎです」

医師「どのように怪我をしましたか?」

私「溝にハマってコケました」

医師「酒を飲んで?」

普通そうなりますよね(^^ゞ

ウォーキング大会の説明をして状況を把握してもらいました。

結果としては3針ほど縫って終了

縫われながら「三日後に似たような大会が有るのですが。。。」とぼそっと呟いてみた。

医師「余りお勧めはしませんね」

お?

全否定を覚悟していたがそうでもない!?

2日にもガーゼ交換で病院に行くのでその時にもう一度お伺いを掛けてドクターストップが掛からなかったら晴れの国は参加予定。

流石に7日に予定している佐木島マラソンは運動量が激しいのでDNSです。

でも抜糸予定日の1日前か、、、

病院から帰って荷物整理をしている時にふと「大会の制限時間は迎えていないので、まだ歩いている人が居るんだ」と気が付きました。

休憩は多めでも31時間歩き続ける事は物凄い事だと思います。

私には多分出来ません(^^ゞ

今回は残念ながら無事終了とはなりませんでした。

完全に自分の不注意

折角眠眠打破を持って歩いていても飲まないと意味ないですね。

NeoRun