今週末は山岳会の山行に参加してきました
個人的には初めての無料山小屋泊
新たな体験が出来て良かったです。
今回登ったのは四国の三嶺
福山東から高速に乗り大豊インターで高速を降りた後に「末広おおとよ店」で食糧調達
それからは暫くグネグネ道を経由して登山口まで移動
非常に乗り物に酔いやすいのでこの時間が最高に苦痛(´・ω・`)
昔の田舎ではよく見ていた風景
今回の登山口(西山林道登山口)
この山域でも鹿による食害などの被害が多いみたいですね。
スタート直後から中々の急登
なれないザックがしっくり来ず余計な体力を浸かってしまう。
考えてみたらザックを買ってからかなり日数は有ったので試しに15kg位突っ込んで歩いてみるべきだった(´・ω・`)
紅葉はいまいち
人工的に伐採されているのがちょっと残念ながら苔に侵食されていく倒木はいい味が出ています。
こちらは自然に倒れた感じです。
後どのくらいで完全に土に還るのでしょうか。
足元は濡れた落ち葉で滑りやすい。
稜線に近づくにつれどんどんガスってきた。
天狗塚方面に進む予定でしたが今日は天狗塚に行っても視界が良くないと仕方ないので天狗塚はパス
こんな感じの風景は好きだけど、石などが湿った状態で歩くには滑りやすいので注意が必要です。
※実際コケかけた(^^ゞ
後ちょっとでおかめ岩避難小屋のはずなのですが視界はガスで覆われて全く見えない。
おかめ岩避難小屋に到着
避難小屋内はきれいに使われており、ストーブが設置されているなど過ごしやすいですね。
避難小屋には先客が数名おり、山岳会は17人の集団だったのでちょっと心配していたのですが何とか場所を確保できて良かったです。
この小屋では携帯は圏外
ちょっと寂しい気もしましたが、たまにはネットのない時間も良いものです。
早い人は18時頃から、遅い人でも21時に静かになりました。
しかし私はどうにも寝付けない(´・ω・`)
今までの経験から考察するとどうやら他人のイビキが聞こえると寝れないらしい。
仕方ないので寝袋の中でスマホのEscape Block kingをぼちぼちプレイしながら睡魔の降臨を待つ。
結局は寝たような寝ていないような状態で二時頃まで過ごし、それ以降は一時間ほど記憶が無いので寝ていたのでしょうが、トイレに起きる人のライトで目が覚めてしまい三時過ぎからは再び中途半端な状態。
そのまま五時になったので朝の行動開始。
朝食を取り、身支度をしてご来光待ちをする。
しかし寒すぎる。
歩くことを想定しての格好などでじっとしていると寒いです。
ご来光を堪能した後は昨日行かなかった天狗塚を目指して移動開始。
途中でおそらく鹿の骨と思われる骨を発見
頭蓋骨は無かった物のサイズ的に鹿の骨で間違いないと思われるが、登山道の途中に有るのは珍しいですね。
死んでから暫くの間は腐敗臭が凄かったのではないかと(´・ω・`)
天狗塚を堪能した後は一度おかめ岩避難小屋付近まで戻って三嶺を目指す。
昨日はこの位置からは全く見えなかったけど今日はしっかりと見えます。
さらばおかめ岩避難小屋。
きっとまたお世話になりに来る事であろう。
まずは西熊山を目指す。
西熊山からおかめ岩避難小屋を眺める。
真ん中の方に見える三角形のが天狗塚
登って下って又登る。
鹿の罠?
脳内でさだまさしの「そらになる」を流しつつ三嶺に到着。
笹が朝露に濡れていると思ってカッパをはいていて正解ですね。
足元は土がついて汚れまくり。
歩いてきた稜線が見えるのも素晴らしい。
次は少し進んだ所にある三嶺ヒュッテを目指す
と言うほど離れてはいないのですけどね。
昨日の夜のようにガスっていて風が強かったらトイレに辿り着く前に遭難しそうです(^^ゞ
さぁ、後は下るだけ。
シカ対策のゲートを潜って、山道を下り、涸れ沢を超え、グレートトラバースで見た?ような廃墟後を通り過ぎ、謎のモノレールに出会いつつ何度も木の根などに足を取られて転けそうになりながらもやっと人の雰囲気が感じられる所まで下山。
古民家(廃屋)&結構立派なスズメバチの巣。
ススキが綺麗な季節になりました。
今年はタイミング的にもう男三瓶には登れそうにないですが、男三瓶のススキも綺麗なんだろうな。
そこからは直ぐにゴールである「いやしの温泉郷」に到着
大人気コンテンツであるモノレールは当然のごとく受付終了
山かけそばを堪能して、二日分の汗を流してさっぱりして帰りました。
※来るときにはそうでもなかったグネグネ道ですが、食事してから間もない&寝不足&疲れもあり、かなり気分が悪くなりました(´・ω・`)
それでも高速に乗ってしまえば揺れも少なくなるので楽になり、途中のSAに休憩の為に立ち寄った際に外気を吸い込んで復活。
その後無事に福山に帰り着き今回の山行は終了。
避難小屋泊など、今まで経験した事が無い事を経験できて良かったです。
山岳会の大人数での山行も楽しいのですが、どうしても急ぎ足ペースになってしまい個人的なツボポイントで足を止めることが出来ない事が多かったので今度は単独か少人数で剱山から三嶺の縦走をしたいですね。